3月11日 月曜日 午後2時46分「勿忘の鐘(わすれなのかね)」を撞きました
本日3月11日 月曜日 午後2時46分「勿忘の鐘(わすれなのかね)」を撞きました。
今朝の空模様は、雨模様でした。
午後からは、眩しい太陽の陽が差し、境内は白い光に包まれました。
わすれなの鐘をつき、ご法要を終えました。
南の空に白い雲が流れてゆきました。
南無阿弥陀仏
(2019/3/11撮影)
2019年3月11日 月曜日 午後2時46分「勿忘の鐘(わすれなのかね)」を撞きます
2011年(平成23年)3月11日(金曜日)14時46分18秒(日本時間)
東北地方太平洋沖地震が発生しました。
この地震による津波、福島原子力発電所事故によりたくさんの人々が亡くなられました。
忘れることの出来ない大惨事でした。
大津波によって全壊となった岩手県陸前高田市・本稱寺の佐々木隆道さんは、「忘れないでほしい」との願いを込めて、
2012年3月11日午後2時46分、土中から発見された梵鐘を撞き、法要を勤められました。
この思いを受けて、真宗大谷派仙台教区では、「この震災を心に刻み、犠牲者に思いを馳せ、今後も復興と支援の思いをつないでいきたい」という願いのもと、
全国各地それぞれの場所で地震発生と同じ時刻に「勿忘の鐘」を撞き、法要を勤める呼びかけを続けております。
真宗大谷派 富田の無量壽寺 (鉾田市下富田)でも、同時刻に鐘をつき、法要をいたします
※どなたでもお参りいただけます。連絡はご無用です。お気をつけておいでください
勿忘の鐘 ~ わすれなの鐘 ~
忘れることが出来ない記憶の中で
生きなければならない人たちの姿を見ている
過ぎた日々に安堵して、
目の前の記憶すらわすれるわたしがいる
その身にならなければ決してわからない定めを
誰もがいただいているのだと思う
互いに言葉も想いも決して届かない深いいたみ
それをどこまでもどこまでも
底までも照らして救いとり
赤子のわたしを抱きしめる
大きな愛を
わたしは知っている
光となった尊い方たちへ
いたみのまま光に生きている方たちへ
手を合わせ、鐘をつき、光と共にある方たちへ
わすれなの鐘をつく
釈尼妙秀
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